harumi'HP 『とんぼ玉』と『シルクスクリーン版画』を製作しています。 


版  下

シルクスクリーン 版下

←Macでプリントアウトしたものです。

他にマスキングフィルムをカッティングして版下を作ります。

あらゆるものが光を通さない限り版下になります。

葉っぱをそのまま置いて製版すると、葉っぱの形に抜く事が出来ます。

私は最近Macintoshで、版下を作りますのでレイヤーごとに色分けて考えることが出来ますが、簡単とはいえ、オフセットの印刷とは違い重ねる作業が多いので色の発色なども考えなければ、ドス黒い作品となりますので、白のインクを1色たす事によって発色も考えます。

 
シルクスクリーンの版

シルクスクリーン 版

 

←シルクスクリーンの版です。

枠はアルミ、テトロン180メッシュをノーマル

シルク版といいますが、今はナイロンをはってあり、

メッシュの180ぐらいのものを使っています。

(1インチに織り込まれている糸の本数です。)

ノーマルは枠に添って平行に張っています

バイアスは枠に添って45度に張っています

上の原案を焼きつけてありますが、わかりますか?

メッシュの黄色の色は乱反射防止の為。

スキージー

シルクスクリーン スキージー

 

←スキージー 

硬度70のウレタンスキージー

バンコラン スキージー 

1mものを自分で使いやすい長さに切ります。

7.5mmと9mmがあるそうです。

1mで10,000円~(自由にカット出来ます)

 
イ ン ク

シルクスクリーン インク

 

←インク シルク印刷用のインク(油性) 

セイコーアドバンスのJRPは、薄膜で耐摩耗性を持ち、完全なマット(艶なし)仕上がりになります。

色の鮮明さに優れ、速乾性で重ね刷りにも適し、低臭性です。スクリーンメッシュ テトロン、ナイロンの150 ~250 メッシュをお勧めします。

1kg¥1.500くらい~です。赤、青、黄、白、黒、メデューム、の6色が基本色。あと、インクを溶いたり版をあらうための溶剤も必要です。3kg=1,000円~

感 光 剤

シルクスクリーン 感光材

 

←Mコート D

耐油性のジアゾの感光乳剤

ジアゾ感光剤です。

この感光乳剤はスクリーンに膜を作り露光による失敗が少なく

シャープに写真製版ができます。

1kg=2000円~



剥離剤(剥膜パウダー)

シルクスクリーン 版下

←剥離剤(剥膜パウダー) 

これを水に溶かして、

よく洗剤で洗ったスクリーン版をこの液に

化学反応させ水洗いします。

復活させて経済的。

粉末小瓶=1,500円~